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北欧インテリア・デザイン|新潟より北欧インテリアのすすめ
- Date:2017.05.10
- Category:インテリア
こんにちは 空間agaです。
お部屋、インテリア、エクステリアをセンスアップ,オシャレにといろいろと調べてますとよーくヒットしますよね
「北欧インテリア」ってワード。
ぼんやりイメージあるかもしれませんが、実際のところ北欧インテリアの概念はなんでしょうか??
Contents
インテリアを構成、コーディネートする代表的なスタイル
ナチュラル
木材、生地のもつ素材感をつかい温かさを演出
カジュアル
リーズナブルな家具等をつかい、気軽なイメージ
モダン
すっきり、シンプルかつフォーマル。色相はダーク系
クラシック
家具等、全般にゆるやかでなめらかなフォルム
エレガント
はなやかなヨーロピアン、クラシックな家具等をつかう場合が多いが、アクセントにゴールドなどの色相
アジアン
ブラウン系の色相を軸に素材感も
カントリー
欧米の田舎風、なつかしい、素朴
代表的なスタイルをあげてもこれだけあり、さらにはナチュラルモダン、レトロといったように分岐していきますのでなんだかよくわからなくなってしまいますね…
スタイルにおいて、北欧インテリアはどこにあてはまるのでしょうか?
個人主観で、北欧インテリアは「白基調、シンプル、全体構成は直線、オーナメントは曲線」
北欧4カ国は、「スウェーデン」「デンマーク」「フィンランド」「ノルウェー」です。
いずれの国も日照時間がすくない地域であり、おのずと家ですごす時間がながくなるため、機能的でありながらデザインを楽しむ伝統のようです。
よって北欧インテリアは生活、自然、デザインがナチュラルに調和しているイメージですね。
有名なデザイナー家具、椅子をみましても、北欧インテリアの代表的な作品は特権階級向けではなく、生活デザインから生みだされた印象ですね。
実際、日々の業務、生活のなかで北欧インテリアデザインを感じる、あつかうことはあれど、説明しろといわれると、はっきりと文言にするのはむずかしいです。
北欧インテリアの代表作品、人物
逃げるようでなんだか…すみません…が北欧インテリア全般、建築における代表作品、人物を紹介させてください。
一通り読んでいただければ、イメージがかたちにそしてなにより、北欧インテリアが好きになるとおもいますよ。
Erik Gunner Asplund エリック・グンナー・アスプルント(スウェーデン)
現代スウェーデン建築をきずいた人物として、「スウェーデン建築の父」とよばれています。
参考:Wikipedia
Bruno Mathsson ブルーノ・マッソン(スウェーデン)
エヴァ、ペニーラになど女性の名前がつけられた椅子は、シンプルながら快適さが重視されフォルムは名の通り美しい。似たようなデザインの椅子は目にしたとこがありそうです
参考:Wikipedia
Hans J.Wegner ハンス・ジェイ・ウェグナー(デンマーク)
名前は一度は聞いたことありますね、Yチェアはいまでも不動ですね
参考:Wikipedia
Arne Jacobsen アルネ・ヤコブセン(デンマーク)
有名人ですね、エッグチェア、スワンチェア、アリンコチェアのフォルムは一度みたらわすれないくらいです。利己的にもとられかねない完璧主義により、仕事をするのが難しい建築家としても知られたそうです。
参考:Wikipedia
Alvar Aalto アルヴァ・アールト(フィンランド)
20世紀を代表する建築家 レストランサヴォイ アカデミア書店など現代においても全くふるさを感じない構成ですね パイミオチェアもご存じの通り。
参考:Wikipedia
Nanna Ditzel ナナ・ディッツエル(デンマーク)
天井からつるすハンギングチェアは衝撃のフォルムは自然とおりなす北欧 インテリアの進化形ですね。
参考:Nanna Ditzel official web site
Eero Aarnio エエロ・アールニオ(フィンランド)
ボール(グローブ)、バブル、パスティルなどの椅子はSF映画にでてきそう…でてましたね。
「いつでも自分のすきなことばかりをやっている、デザイナーというよりは彫刻家にちかい」と自ら言っているらしいです。
参考:Website of Eero Aarnio, compiled by his daughter
いかがでしょうか??4か国の代表される、デザイナー、建築家をすべてあげますときりがありませんので個人主観にて北欧インテリアのイメージに近い作品を残している人物をあげさせていただきました。
何となくイメージわいてきませんか?部屋にほしくなりませんか?
北欧インテリアのテキスタイル、グラフィック
ではテキスタイル、グラフィックいきます。
Josef Frank ヨーセフ・フランク(スウェーデン)
生まれはオーストリアです 白地に大胆な架空の植物みたいな柄が多いですね。壁紙に採用したら素敵ですね。
参考:google画像検索
Marie Gudme Leth マリー・グメ・レス(デンマーク)
参考:google画像検索
Jobs ヨブス(スウェーデン)
ペール・ヨブスにより設立されたプリント工房。画像の通り、まさに北欧インテリア 心躍りますね。
参考:google画像検索
Astrid Sampe アストリッド・サンペ(スウェーデン)
スウェーデンではじめて幾何学模様のパターンデザインをはじめたらしいです
参考:google画像検索
Olle Eksell オーレ・エクセル(スウェーデン)
1964年刊行「「デザイン=エコノミ」」より、「良いデザインとは、いい趣味。だけでなく、売り上げ業務、よい経済状況をうみださなくてはならない」と説いた本として現在でも美術大学の教科書などにつかわれています
参考:google画像検索
Hermann Bongard ヘルマン・ボンガード(ノルウェー)
母国にて、国民的認知をえるデザイナーです。
参考:google画像検索
Maija Isola+Kristina Isola マイヤ・イソラ クリスティーナ・イソラ(フィンランド)
マリメッコの前身、プリンテックスの時代からデザイナーとして参加していたのがマイヤ。一枚で絵になる力強さが特徴です。
Fujiwo Ishimoto 石本藤雄(フィンランド)
旅先でみたマリメッコにほれこみ、のちに同社デザイナーに就任したようです。尊敬しますね、その行動力。
参考:google画像検索
Marimekko マリメッコ(フィンランド)
バッグ、アパレル等流通していますから、ご存じの方も多いですよね。
参考:google画像検索
10 Gruppen ティオ・グルッペン
個人的に好きなもので…。
参考:google画像検索
Boras Cotton ボーラス・コットン(スウェーデン)
ヨーロッパ屈指のメーカー。さまざまな展開をみせていますが、北欧インテリアを大切にするべくデザイナーはスウェーデン人、フィンランド人を採用しているみたいです。
参考:google画像検索
どうですか??すでにご自分の部屋を北欧インテリアに模様替えの準備段階にはいっちゃいました?
北欧インテリアのプロダクトデザイン
しつこいようですが、最後にプロダクトデザインについても少しのせますね、日用品、工業用品になります。
Royal Copenhagen ロイヤルコペンハーゲン(デンマーク)
白地にブルーの装飾が有名ですね 不動のメーカーとおもっていましたが、陶器単独での採算が難しく、現在はロイヤルスカンジナビアグループの1ブランドになっているようです。
Poul Henningsen ポール・ヘニングセン(デンマーク)
シェイドランプ「PHシリーズ」は有名ですね、日本のメーカーからも似たようなデザインの照明機器がでていますね。
Georg Jensen ジョージ ジェンセン(デンマーク)
クオリティー重視のスカンジナビアモダンデザインの代表。ステーショナリー、テーブルウェアなどステンレス製品も多いようです。
>参考:ジョージ ジェンセン公式ショップ
ボルボ(スウェーデン)
個人的に所有したい車です、買えませんが…新車カタログをみますと内装はやはりスカンジナビアデザインを全面にだしてますね、動く北欧 インテリアですね。ほしい…
参考:Volvo公式サイト
Saab サーブ(スウェーデン)
軍用機製造メーカーからのはじまりですので、車もフォルムが戦闘機ににてますね。現在、日本では買えないですかね。
参考:National Electric Vehicle Sweden AB
Lego レゴ(デンマーク)
トップブランドですね、木工品工房からのスタートのようです。よく遊べ「Leg Godt」からのネーミング。大人も子供もすきなユニバーサルデザイン。色使いが北欧 インテリアですよね。
参考:レゴ公式サイト
よくよく記事かくのに画像並べてますとやっぱ素敵ですね、北欧インテリア。
以上、個人主観で、北欧 インテリアの特徴の色濃くでております、建築家、デザイン、メーカーを紹介。させてもらいました。
各分野はちがいますが、デザインの一貫性があるとはおもわれませんでしたか?
奇抜ともとれるデザインのなかにも自然と温かさがありますよね。
本国にも名の知れた、メーカー、デザインもあったのではないでしょうか。
豆知識:北欧5カ国の国旗
少し脱線いたします、この記事をつくっていておもったのですが北欧五カ国の国旗、そっくりですよね。
左寄りの十字を基本に色違いですよね。
この十字「スカンディナヴィア十字」(スカンディナヴィアクロス・ノルディッククロス)とよばれます。
デンマーク国旗「Dannebrog」が基になっていまして、オーストリア、スコットランドと並んで現在使用されている国旗の中で世界最古といわれています。
北欧インテリアの歴史を知り、デザインが生み出された背景、広がった経路なんかを知りますと、さらに北欧インテリアが好きになるかもしれません。
北欧インテリアを取り入れるならカーテン・ラグからがおすすめ
では実際、どういった手法にて住宅、お部屋に北欧インテリアをはめていくかですね。
北欧 インテリアの代名詞ともいわれます白木の家具をお部屋の主役にど~んとおければいいのですが、基本無垢材であるためお値段も高いですよね
家具屋さんには白木風のシート貼りのものは比較的手頃な価格でありますが、やはりカジュアルなイメージになってしまいます。北欧インテリアの概念であります自然と調和した素材感を重視したイメージにはならないとおもいます。
手頃なところでカーテン、ラグを北欧インテリア、デザインを採用しますといいとおもいます。
原産国にこだわる必要もなく、本国メーカーのカタログをみましても北欧デザインは普通にのっていますよ。
居室単位で統一すれば、たとえばたった一つのファブリックパネル、タペストリーを北欧インテリアよりにすれば、それだけで十分ともおもいます。要は他に北欧インテリアを邪魔するアイテムがなければですが…。
北欧インテリアの輸入壁紙を貼りたいとお考えの方もいるとおもいます。
日本のメーカーにはないデザインも多く、あこがれますよね。
実際材料単体も高額ですし、施工技術もいります。普通の壁紙施工と比較しますとスキル、時間ともに倍はいります。
日常壁紙を毎日のように扱っておりますが、やはり輸入壁紙のだす雰囲気は独特ですね、予算があうのでしたらぜひお勧めします。
私自身も北欧インテリア、デザインは好んで弊社主軸業務であります壁紙施工、カーテン、ラグ販売の際には北欧インテリアデザインを採用する機会が多くあります。
「自然と調和し、家庭での時間を重視、大切にデザインを楽しむ」
弊社websiteにものせております基本理念と同様、大変共感できることです。
おわりに
今回の記事では私自身が好きな北欧インテリアをまとめさせていただきました。
北欧、東欧、欧米、本国日本に限らず、自身の好きな空間、心安らぐ空間をかたちにする、それぞれの文化、風土を知り取り入れる すきなデザインをみつける、
住宅のインテリアデザインの持つ可能性は多岐にわたります。
インテリア施工業の立場から、皆様のもつイメージを形にするお手伝いができましたらさいわいです。