インテリア

blog

輸入壁紙はインテリアの主役|おすすめのデザイン|張り方のポイント

こんにちは空間agaです

住宅、お部屋のインテリアを選定する際、輸入壁紙をとお考えの方、増えていますね。

メディアでも輸入壁紙の取り扱いがふえましたよね。

ここにきて、なぜ?注目されているのでしょうか。

 

輸入壁紙、全般に日本のメーカーにはないデザイン、質感があり、通常インテリアの脇役となる壁紙が輸入壁紙デザインの持つ異質な存在感により、インテリアの主役となりうるかもしれません。

輸入壁紙

 

輸入壁紙をとお考えの際、新築の場合は施工業者に依頼することになります。

お見積りをとった経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

正直、高い…です。

輸入壁紙は材料そのものが高額な上、施工技術もいります。

国内で一般的に流通している壁紙と比較すると三倍以上になるとおもいます。

しかし個人主観ながら輸入壁紙の持つデザイン、圧倒的存在感はすばらしいです。

予算があうのでしたら、輸入壁紙を是非採用してみてください。

最近では輸入壁紙を紹介するサイト、実際、輸入壁紙を販売するネットショップも多くありますから、一昔前より身近な商品ですね。

 

ここで輸入壁紙のヒストリー、デザイン、メーカーを紹介しますね。

輸入壁紙を探しにwebsiteを閲覧してますと、目を引かれる商品、デザインたくさんでてきますよね。

輸入壁紙ではなんとなく斬新ななかに「古臭さ」あるデザイン多くないですか??

ヨーロッパ全体では19世紀~、過去の様式を当時風にアレンジしながら繰り返すデザインが多かったようです。

これはデザイン想像力の衰退ではなく、過去の様式を求める購買層増加したためだそうですね。

輸入壁紙のデザインをみましても、バロック、ロココ、ゴシック等の古典的なデザイン多いですよね。

ある時代の、ある地域、ある民族に好まれる「形」が存在します、デザインについてもはやりの柄、はやりの色があります、そうした傾向を大きくまとめたものが「様式」になります

歴史的背景を知り、様式等で輸入壁紙を選んでみても楽しいかもしれませんね。

輸入壁紙

出典:walpa.jp

 

Contents

購入しやすい輸入壁紙のデザイン、ブランド

では輸入壁紙を画像とあわせましてメーカー等紹介しますね。

各国、デザイン広く輸入壁紙を紹介すればわかりやすいかもしれません。

ですが…

すみません、個人主観といいますか、弊社インテリア施工業者の視点からインテリアに採用しやすい、また購入しやすい輸入壁紙のデザイン、ブランドをピックアップしました。

輸入壁紙を選定する際の参考にしてください。

 

Lisa Bengtsson (リサ・ベングトソン) スウェーデン

古い写真、映画からインスピレーションをえたデザインが多く、家族愛が感じられますね

 

Decor Maison (デコール・メゾン)

デコールメゾンは、テキスタイルで有名な町ブロースから生み出されたスウェーデンでも最もデコラティブな壁紙ブランドです。

昼なお暗く、雪に閉ざされた冬を屋内で過ごす北欧で、壁面を美しく飾るデコールメゾンの輸入壁紙に注目が集まっています。

テキスタイルの町で蓄積されたデザイナーの力が、デコールメゾンのデコラティブなデザインに反映されています。

また、北欧の光を思わせるやさしい色づかいは日本人の感性にマッチします。

壁紙の使い方も印象的です。部屋や店舗全体を美しく飾るほか近年のスウェーデンでは、壁の一面だけをデコラティブに演出する方法に注目が集まっています。

その他にも、ディスプレイやラッピング、壁パネルなど、多様な使い方が楽しめます。

また、デザインから製造までを一貫してスウェーデン国内で行う紙製壁紙のため、製造から廃棄まで、環境負荷を一貫して最低レベルに保つことのできるエコロジカルな素材です。

製品幅は53㎝。ちょうど大人の肩幅サイズです。

誰もが部屋を自分でリノベーションして楽しむスウェーデンだからこそ、誰にとっても使いやすいスケールにこだわっているのです。

約10メートルのロールは、壁の一面だけを貼り替えたり、ディスプレイに利用したりといった、少量づかいにも対応します。

日本でも流行りのDIYの思考ですね。

 

BORASTAPETER (ボラスタペーター) スウェーデン

BORASTAPETER (ボラスタペーター) スウェーデン

北欧の伝統的なデザインやモダンなデザイン、自然な美しいカラーの紙壁紙や不織布壁紙を製造している歴史あるスウェーデンの会社です。

環境に対する意識の高い北欧で、早くから環境に配慮した素材、製造工程で壁紙を製造してきました。

そのデザイン性と機能性を兼ね備えた壁紙は、海外でのスウェーデン壁紙の品質を確立しました。

コントラクトから住宅までスカンジナビアのみならず世界で幅広く使用されています。

 

rasch (ラッシュ) ドイツ

rasch (ラッシュ) ドイツ

ドイツのrasch(ラッシュ)社、1861年創業のドイツの老舗壁紙メーカー。手作業で壁紙の印刷を始めて以来、150年以上にわたり壁紙の製造を手掛けているドイツを代表する世界有数の壁紙メーカーが raschです。

1929年にバウハウスとデザイン契約を結び、装飾的なデザインへと特化していきました。

ビニール構造の壁紙とシルクスクリーン印刷の壁紙の分野でのパイオニアとして、世界の壁紙をリードする1社として知られています。

 

SAHCO (サコ) ドイツ 

SAHCO (サコ) ドイツ 
1841年にドイツ・ニュールンベルグに設立された170年以上の歴史を持つ世界的トップエディターであるサコ。

唯一無二のクオリティ、完璧なまでのカラー、そして革新的なデザインで作り出されたテキスタイル・ラグ・壁紙は、クラシックからモダン、アヴァンギャルドまで全てのインテリアスタイルに対応し世界中の人々を魅了しているブランドです。

 

Runafaser (ルナファーザー) ドイツ

Runafaser (ルナファーザー) ドイツ

runafaser壁紙

 ヨーロッパで100年以上にわたり愛用されているルナファーザーは紙のパターンとお好きな色の組み合わせで、お部屋のインテリアを思いのままに演出できます。

自然素材の持つ通気性や透湿性に優れ、結露やカビの発生を抑えまます。

塗装には水性エマルションペイントを使用します。。

メンテナンスやリフォームは、そのまま塗り重ねるだけでOK。

もちろん、他の色に塗り替えも可能です。再塗装は7~8回程可能で、長期間にわたり張り替える事なく使用できます。

そのため、従来の壁紙のように改装時の張り替えによるゴミの発生が無く、長期間にわたり廃棄物の減量に貢献します。

弊社、輸入壁紙において最も施工歴のある商品です。

基本的に塗装下地とされていますが、そのまま仕上げ材として使うことが多々ありますね。

単体での材料費も国産壁紙の価格帯です。輸入壁紙というよりは和紙に近いイメージですね。

 

AS (エーエス) ドイツ

AS (エーエス) ドイツ

個人主観ながら、日本のインテリアに採用しやすいデザインの多い輸入壁紙のブランドです。

 

MORRIS & CO (モリス・アンド・コー)

MORRIS & CO (モリス・アンド・コー)

近代デザインの創始者と謳われる19世紀のイギリスで最も傑出した芸術家、デザイナー、詩人。

イギリスの産業革命後の機械化による大量生産と職人軽視の時代のなか装飾芸術の分野で手仕事の重要性を強調しました。

「美しいと思わないものを家においてはならない」と語り手仕事から生まれる自然に根ざした美しさを発表し続け、草花や樹木をモチーフとしたファブリックスや壁紙は今も新鮮な魅力に満ちています。

彼が残したデザインから生まれるコレクションは、今日も世界中の人々へ不変の美しさを届けています(マナトレーディング社サイトより)

 

最後に有名どころをのせました、一度は目にした経験がありますよね。

いかがでしたでしょうか。

輸入壁紙の持つ魅力、素敵ですよね。コーディネート、施工する際、はたしてこの輸入壁紙がご自身のお部屋、住宅い似合うのだろうかとのお悩みもあるかとおもいます。

たしかに一般普及した合板フローリング、シーリングライトの部屋にモリスデザインによくある豪華な花柄の輸入壁紙は似合いません。

床材、家具、照明等を輸入とあわせてトータルにコーディネートすれば間違えはないですが、予算等の事情によりなかなか難しいですよね。

国産の壁紙、 輸入壁紙、どちらにしてもバランス、コーディネートはやはり重要でしょうかね。

輸入壁紙

出典:decormaison.net

 

輸入壁紙における施工

ここで輸入壁紙における施工についてかきます。

記事冒頭にもふれましたが、輸入壁紙の施工はある程度のスキルを要します。

D.I.Y市場の拡大により、輸入壁紙もネットにて簡単に購入できます。

実際弊社でもお客様から支給されました輸入壁紙をはった経験もございます。

私自身D.I.Yは好きですし、実際日曜大工は度々やってます。

ご自身のお部屋を好みのスタイルに自分でリフォーム、北欧文化といいますかデザインを楽しむ文化として大変素晴らしいと考えます。

是非挑戦していただきたいとおもいますね。

 

実際のところ、輸入壁紙をD.I.Yでやってみる

やはりご自身で貼ってみるのは、難易度が高いです。

その要因として、輸入壁紙の素材、大半は「紙」です。

…いやいや…壁紙なんだから紙でしょ…

となってしまいますよね、国内で住宅等に採用されている壁紙、クロスと呼ばれていますものの大半は俗に言う「ビニール」です。

汚してしまえばある程度はふいて落とせますし、伸縮性により傷も破れも施工の段階では気にはなりません。

ですが、「紙」は別格です。

壁に貼り付けようとして、手に持った跡さえ汚れとして残ることもありますし、壁紙施工用のボンドが仕上げ面についてしまっては悲惨な状況となります。

紙素材は基本極薄なため下地の不陸、凸凹を拾いやすいというのもありますね。

「紙」壁紙と「ビニール」壁紙を比較しますと技術、時間ともに倍は必要かとおもいます。

輸入壁紙

 

…なんだか長々とネガティブな要因をかきましたが、言いたいことは、輸入壁紙の扱いは慎重に時間をかけてほしいということですね、プロでも意識することですし、ネットで購入できるとはいえ輸入壁紙、高額商品というのは変わらないわけですから

…やっぱりダメだった…失敗した…

となればプロに施工だけお願いすればいいわけですから、弊社含め施工業者にはお客様支給の工事は珍しいことではないですし、遠慮する必要はないとおもいますよ。

しかしご自身で輸入壁紙を用意される際は可能であれば施工業者と一緒に選ぶ、あるいは選んだ輸入壁紙を確認してもらった方がまちがえはないですよ。

ネットショップ等で購入できる輸入壁紙のなかには糊付きであるとか、シール状になっている商品など、施工する条件によっては施工不可能な輸入壁紙もあるかとおもいます。

輸入壁紙の施工における工程等を事細かに記事にすれば参考にしていただけるとおもいますが、それは次の機会とさせてください…。

 

というよりうまく、わかりやすく輸入壁紙の施工手順を表現、記事に出来る自信ないので…。

今まさに輸入壁紙を購入した、実際施工してうまくいかないという方は、お気軽にお問い合わせください。

輸入壁紙の施工等につきましてお答えできることはなんでも大丈夫ですよ。

もちろんその他インテリア全般のこともです。

 

法律と輸入壁紙

一応ふれますが、消防法、内装制限等を気にされる場合があるとおもいますが、輸入壁紙であっても「不燃」「準不燃」の商品は多数ありますよ。

 

法規の面でRAL基準、あるいはRALマークをきいたことがあるかもしれません。

RAL

ドイツで作られた壁紙の品質基準のことです。重金属・安定剤・可塑剤・塩ビ・発泡剤・VOC(揮発性有機化合物)・ホルムアルデヒドの基準値の規制など、その内容は健康や環境に配慮して多岐にわたっています。

RALマークは品質保証壁紙のマークでこの規定に適合した壁紙のみが表示できるマークです。

ドイツの壁紙メーカー14社で設立した壁紙品質保証協会とRAL(ドイツ品質管理・標識協会)の共同によって、1990年に作成されました。

デザインだけでは品質もハイクオリティーであるといえますね。

 

同様、ドイツで発足した「ブルーエンジェルマーク」

ブルーエンジェルマーク

1978年、ドイツ連邦環境庁と環境自然保護原子力安全省が環境保護活動の一環として認定した世界で最も早く発足したマークです。

 

輸入壁紙について施工業者の視点から記事にまとめさせていただきました。

所々かたよった意見がありますが、ご容赦ください。

 

国産、インポートに限らず自分の好みのデザインを

「探し、取り入れ、ともに生きる」

素敵ですよね。

ブランドにこだわる必要などなくご自身が直観的に気に入ればそれが良いデザインなのだとおもいます。

 

そういったデザインに巡り会えたとしたら是非生活のなかに、インテリアに取り入れてほしいと願います。

輸入壁紙

出典:sangetsu.co.jp

 

弊社空間aga、デザイン原案を提供することはありませんが、輸入壁紙、カーテン、床材等のデザインを採用、施工する業務であり、お客様のイメージを住宅、店舗、居室単位でかたちにしていきます。

施工が完了いたしますと、当然私共はその空間では生活できないわけでありますからお客様以上に真剣にコーディネートを悩み、施工に自信と責任をもつことは当然の責務と考えます。

 

良いデザインに巡り会えた喜びをお客様と共有できましたら何よりのことであります。



ページの先頭へ
menu