blog
壁紙の張り替えでオシャレに模様替え|オススメの壁紙や張り方!
- Date:2017.01.24
- Category:インテリア
初めまして、こんにちは。空間agaです。
今回は、壁紙について話してみようかなと思います。
Contents
家造りって・・・
家は3回造ってみないと満足できない、、、といわれています。
ですが3回新築できる人はそう多くはありませんね。
ようは生活してみないとわからないことがあるということでしょうか。
最近はやりのVRゴーグルで図面の段階から歩きまわれればいいのですが、、、
まだ先でしょうか、、、
それゆえにリフォーム市場は活発であるかもしれませんね。
生活スタイルの変化、お子様の誕生、独立、自身の定年退職、建材の老朽化など、リフォームのきっかけは多々あります。
近年の住宅は格段に性能があがっており、室内リフォームの重要性、可能性も広がります。
今回、壁紙の貼り替えについてかかせていただきます。
壁紙の貼り替えは身近なリフォーム
弊社総合インテリア施工店において、最も多い施工依頼は壁紙の貼り替え、クロスの貼り替えです。
お子様の部屋をつくりたい、トイレ、バスの入れ替えのついでに、または壁の穴をあけてしまった、タバコで黄ばんでしまったなど、きっかけは多々あるかとおもいます。
壁紙の貼り替え、工事自体は短期で完了しますし、価格もけっして高くありませんので、有効かつ、みじかなリフォームですね。
例として、8帖の居室の天井、壁全て壁紙の貼り替えを施工したとして、約45㎡、1000円/㎡と設定しまして、45000円程度(施工条件、材料により変動あり)になります。
施工条件にもよりますが8帖45㎡程度でしたら、一日で施工は完了します。
リフォームにおける懸念事項としての騒音、工事期間中の生活変化によるストレスもごく少ないはずです。
近年はあたりまえに建材、糊剤の法的水準も高く、昔よく耳にしたシックハウスによる健康被害も壁紙の貼り替え施工におきましては、ほぼ皆無といっていいのではないでしょうか。
「リフォーム」における壁紙の貼り替え
ひとくくりに壁紙といいましても、最近では耐久性、脱臭性、防音性など様々な機能をゆうした壁紙も登場しておりますし、デザインに関しましてもデザイナーシリーズ、ディズニーコラボまであります。
インテリア業界にいる我々でさえ、アンテナをはっていないと、おいていかれてしまうのが現状です。
ここで、リフォームにおける壁紙の貼り替えにつきまして、詳細にふれていきます。
施工業者がもってきました分厚いカタログをみせられ、

といわれても、、、こまりますよね、、
カタログに掲載されていますサンプルは小さなもので、全体に壁紙を貼り替えた際のイメージはなかなかわいてきませんよね。
業者によっては「虫眼鏡でみてるとおもってください、実際はちがいます」と説明することも、、、。
まちがってはいませんね、弊社も少なからずそうかんがえます。
各メーカーのカタログにはイメージ画像もふんだんに掲載されていますし、コーディネートプランも掲載されていたりしますので参考にはなるかと思います。
しかし、リフォームにおける壁紙の貼り替えになりますと、またまたかんがえなければなりません。
既存のカーテン、家具、建具等を残しつつ、壁紙の貼り替えをするわけですので、色合い、素材、スタイルのマッチングを考慮しませんと、完了して、イメージとちがう、、、という事態になってしまうことも。
せっかく時間とお金をついやして、壁紙を貼り替えたのにイメージとちがうとなげかれては、施工業者といたしましては、理由、言い訳はあるにしてもお客様からの信頼、感謝をいただくことはできません。

出典:sangetsu.co.jp
貼り替えにおける壁紙の材料選定
踏み入ってかいてみます。
一般的に壁紙の貼り替えは、既存の壁紙をはがし、新しい壁紙を貼ることです。
10年以上経過した壁紙はビニールの柔軟性が失われ、なかなかはがせない場合があります、経験ある業者でしたら、そういった場合をみこして見積等、材料選定等だしてくれるはずです。
はがしづらいのと、材料選定は関係ないようですが、実は重要です。劣化した、はがしにくい壁紙をはぎますと下地も凸凹になってしまいます。
下地調整にも限度がありますし、徹底的にやるとなると、内装業者施工範囲をこえて、大工工事にて、下地から新規に作り替える必要すら発生しかねませんね。
壁紙の貼り替えの際、材料選びのポイントは、
- 厚い材料にする、というよりは薄い材料をえらばない
- はっきりした柄のはいった材料はえらばない
- 反射する壁紙はえらばない
でしょうか。各メーカー別冊でリフォーム、壁紙の貼り替えに適した材料のカタログもでております。
出典:http://www.sangetsu.co.jp/catalog/wall/
このカテゴリーのカタログは、先にふれた、薄い材料、はっきりした柄の材料は掲載されていないことが多いですし、掲載品番数も少なめですので選びやすいです。
ポイントの因果関係にふれますと壁紙の貼り替えに適した材料を選定しませんと、痛みや凸凹の下地が、もろに表面にでてしまいます。
よって、うすい壁紙はむきません、しかしながら、あつすぎる壁紙も継ぎ合せの部分が段差になってみえることがありますので、やはり壁紙の貼り替えにはむきません。
我々施工業者といたしましても、壁紙を貼り替えてみないと正直わからない部分も少なからずあります。
はっきりした柄のはいった材料を選ばないというポイントに関しましては、あえて注意するほどではないかもしれませんが、特に木造の住宅に関しましては、築20年以上ですと、水平、垂直がくるっている場合があります。
そこに仮にはっきりしたストライプの壁紙に貼り替えますとまがってみえてしまう場合があります。
反射する壁紙とは、簡単にいうと、表面がツルツル、テカテカした材料です。
うすい壁紙同様、壁紙を貼り替えた際、下地の不陸を拾いやすいですし、照明を当てた際、色味がぼやける場合が多いです。

出典:sangetsu.co.jp
弊社といたしましても改めてポイントをあげますと日常的にこなしている壁紙の貼り替え業務であっても文字通り完璧を目指しますと、むずかしいですね。
リスクを予めご了承していただく、自身あまりしたくないことですが、リフォームにおける壁紙の貼り替えに関しては必要なことかもしれません。
壁紙の色・柄
次に色、柄についてかきます。
カタログをながめていますと、日々メーカーさんも進化しており、あれもこれもいいデザインにみえてきますね。
一般普及したビニール製、高価な布製、またはこだわりの輸入壁紙など、、、。
ちなみに、カタログの中身は3,4年できりかわります。
売れないものは廃盤になっていくでしょう。
ときにお客様と商談中、現行のカタログから選定したはずなのに、契約成立後、いざオーダーしましたら、
すみません、、、、廃盤予定ですので、、、在庫限りです、、、
なんてこともあります、めったにありませんが。
豆知識といたしまして、これから新築を検討されている方、あるいは壁紙の貼り替えを検討されている方
施工業者から、あまった材料をもらいましょう!
のちに引っ越しで傷つけた、お子さんが穴をあけたなどありましてもおなじロットの材料がのこっていれば補修が可能です。
新たに材料をとりよせますと、同ロットがない、あるいは廃盤でとれないこともあります。
壁紙選定のポイント
本題にもどりまして、選定のポイントにつきまして、弊社コーディネーター個人主観でかかせていただきます。
まずは、居室の主役をきめましょう。
家具であったり、植物であったり、大型のテレビであったりするかもしれません。
ここでの主役を壁としないのであれば、壁紙を無地、無柄、主張しない色にしましょう、脇役にするってことですね。
近年、新築物件、リフォーム物件でありましても、アクセント、アソートカラーとして壁一辺だけちがう壁紙にするコーディネートがあります。
有効の手段だとはおもいますが、その壁を家具やなんやでかくしてしまっては意味がありません。
居室全体でかんがえれば、カーテン、フローリング、家具、家電、雑貨、様々は色にあふれます。
壁紙を主張しすぎると、コーディネートの幅がいっきにせばまるとおもいます。
しかしながら、壁紙自体をアクセントに持っていくことは施工業者といたしましてもやりがいのあるものです。
弊社がおすすめするのは、天井の壁紙をアクセントとしてしまうことです。
天井でしたら邪魔するものが照明くらいしかありませんし、大きな面積あります。
一般に色合いは天井を明るく、壁から床にかけて、くらくしていく配色が定番とされていますが、逆にしてしまうのも悪くはありません。
日常、商用施設など注意してみますと、けっこう組み合わせが逆なことはみられるはずです。
ここで記事の冒頭にふれましたカタログから選定です。
サンプルはとてもちいさなものです、柄のはいった品番でも、いざ壁紙を貼り替えますとぼやけて無地にみえてしまうこともあります。
色味についてもベージュ色が好みとして選定しましても、白くぼやけてしまいます。
また、カタログの同じページにとなりあったサンプルがあるとします、そうしますと白色と赤色がとなりにある場合と、黒色と赤色がとなりにある場合では、視覚的に赤色の色味の認識がかわるはずです。
きにするほどではないかもしれませんが、、、。
本当に花柄がいい、濃い色味がいい、明るいビビットな色がいい、ゆずれないというのでしたら
ちょっときつすぎるかな、、、あかるすぎかな、、、くらすぎかな、、、
ためらうくらいの方が、いざ壁紙を貼り替えてみると以外にビンゴかもしれません。
弊社では、日々の施工業務にて、実際の画像をサンプルとしてメーカー、品番ともに保存しておりますので、そういった実例を参考にしていただくといいかもしれませんね。
壁紙の品番の選定、ポイント、壁紙の貼り替えについての注意事項はこんなところです。
壁紙の貼り替え完了後、アフターについて
壁紙の貼り替えは、既存の壁紙をはがして施工いたします。
はがした際、下紙あるいは裏打ちの紙がのこるようになっております。
新しい壁紙をその残った下紙の上に貼るわけですが、新しい壁紙についた糊の水分で下紙がふやけて表面にボコボコとみみずばれのように出てくる場合があります。
これは施工不良でもなんでもなく、湿気がぬければきれいに消えてなくなります。
まれに下紙の劣化具合でぬけきらないこともありますし、何時間、何日できれいになるとも断言できませんので、業者のアフター体制も気にした方がいいです。
弊社におきましては、お客様、一人一人をたいせつに小規模で活動しておりますので、どんなに些細な事案であっても対応いたします。
新しく、きれいな壁紙になりますと気分もあがりますね。
愛車の洗車後の達成感にも似ていますでしょうか。
我々施工業者はお客様に満足して頂くため、材料の選定からなやみます、真剣に。
住宅の新築も同様、リフォームにおける壁紙の貼り替えも、かたちのない、完成していないものに対して契約いただくわけです、信頼関係がなければ、施工技術に自信がなければなりません。
施工完了後、自身が納得していなければ、お客様も納得してはくれないでしょう。
人間のやることですし、双方価値観もちがいます。
100パーセント満足はやはり無理かもしれません。
ですが弊社ふくめ施工業者は100パーセント満足を目指して見積、施工、アフター全てにおいて真剣にとりくみます。
契約規模にかかわらず、トイレの壁のみの壁紙の張替え、住宅一棟分の壁紙の貼り替え、カーテン一組、ブラインド一台、ラグ一枚でありましても、かずあるインテリア業者から指名頂いたからには真剣にとりくむことは、当然、最低限の義務ですから。
最後に
以上途中、脱線もいたしましたが、リフォームにおける壁紙の貼り替えについてのポイント、注意点等かかせていただきましたお付き合いありがとうございました。
- 壁紙の貼り替え
- カーテンの付け替え
- 床材の貼り替え
- 襖の貼り替え
- 障子の貼り替え
などなど、インテリア施工業者のみで完結いたしますリフォームは多岐にわたります。
仕事終わりかえってきたくなる空間、いやしの空間、家族笑顔あふれる空間、理想の実現のため、弊社少しでもお役にたつことができましたら、なによりです。